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暮坪城所在地(国土地理院地図へ)
暮坪城へのルート 暮坪城遠景。 暮坪城自体は主郭が無く、尾根を封鎖するために作られた 比高20m程度の小さな砦である。 暮坪城への入口は八海酒造付近の県道を挟んだ麓にある。 上の地図にある現在地(赤矢印の所)が入口の場所。 ハイキング道として整備されており、 藪漕ぎもせずに城に行けるのはありがたい。 ちなみに今回八海酒造北西の水田地帯の道に路駐した。 入口のアップ。 入口を入ってすぐの所に熊の目撃情報が書かれていた。 登り始めて最初の曲輪に五輪塔が建っていた。 果たして誰の墓なのであろうか。 城内の様子。 堀切が連続している所を撮影しているが、 堀が浅くて障害物になっていない気が。 最深部の堀切から細越古城までは人工の地形はあったが、 城と呼べる構造体ではなかった。 なのでここまでが暮坪城の全体と見て良さそうだ。 暮坪城の鳥観図風お絵描き。 細越古城から派生した尾根の先端部分を加工した遮蔽構造であり、 暮坪城自体は城と呼び難い構造となっている。 比高20m程度で堀切も浅いので簡素な造りと言える。 天文七年(1510)の長森原の合戦があった長森地区にあり、 この城も時の関東管領上杉顕定の最後を見届けたかも知れない。 歴史経緯の不明なこの城もそういう視線で見ると 感慨深い遺構になるのかも知れない。 PR |